BCG :生ワクチン
●結核ってどんな病気?
結核は結核菌の感染によって起こる慢性伝染病で、一般的には肺に発症する肺結核が知られています。日本では以前に比べずいぶん減ってきましたが、現在でも毎年4万人以上の患者が発生しています。
特に抵抗力のない乳幼児が感染すると、粟粒結核や結核性髄膜炎などになったりして、重い後遺症を残すことがあります。
過去に結核にかかったかどうかは、ツベルクリン反応で検査をし、かかったことのない場合(陰性)は、結核菌を弱めたワクチン(BCG)接種をします。
これにより肺結核は50%、結核性髄膜炎は80%が予防できるというデータが出ています。
●接種を受ける時期と間隔は?
●対象年齢
1. 4歳未満のツ反(ツベルクリン反応)陰性者
2. 小学校1年生のツ反陰性者
3. 小学校1年生でBCG接種を受けた小学校2年制のツ反陰性者
4. 中学校1年生のツ反陰性者
5. 中学校1年生でBCG接種を受けた中学校2年制のツ反陰性者
●回数 各1回 (牛型弱毒生菌)
ツ反判定後2週間以内の行います

ツベルクリン反応検査を行い、48時間後に反応があったかどうかを判定します。赤くなった部分の長さが9mm以下の場合を陰性といい、BCG接種します。
接種の方法は、管針法といって、管に細い針が入ったものを、上腕の隣接する2箇所に強く押し付けて接種します。
接種したところは日陰で自然乾燥させます。10分程度で乾きます。
●BCGの副反応は?
接種部分が赤くなったり、うみができたりするのは異常反応ではなく、BCGがついた証拠だと考えられます。包帯や絆創膏はせずに、普通に清潔に保ちましょう。
(1ヶ月以上続くときには、医師の診断を受けましょう)
まれに化膿して自然に破れてうみが出ることもあります。その場合も医師の診察をうけましょう。
副反応として、接種をした側のわきの下リンパ節がまれに腫れることがありますが、通常放置して様子をみてかまいません。
(赤くなったり痛みがあるときは、かかりつけの医師に相談しましょう)